仕事の悩み

体験談|新人看護師が半年で仕事を辞めたくなる理由5選!

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どうも。看護師7年目(元介護士)のさっちゃんです(^^)/

看護師1年目の時に、私は常にこんなことを思ってました。

 

「私だけ、なんでこんなにできないんだろう」

「私、看護師に向いてないのかな」

 

もしかしたら、同じようなことで悩んでいたりしませんか?

でも、その考えは全く違います!

最初はみんなできないし、ちょっと働いただけでは、向いてるかどうかは分かりません。

それに新人の頃はみんな同じように悩んでるから、安心してくださいね。

今回は、新人看護師が半年で仕事を辞めたくなる5つの理由について、まとめています。

 

  1. 仕事で失敗した(ヒヤリハット・インシデント)
  2. 陰口を言われた(人間関係)
  3. 患者にクレームを言われた
  4. 看護の責任が重たい
  5. 業務がしんどい

 

これを読んだあなたの気持ちが、少しでも楽になってくだされば嬉しいです(^^)/

①仕事で失敗した(ヒヤリハット・インシデント)

仕事の失敗で特に、ヒヤリハットやインシデントレベルになるとホントに落ち込みます。

 

「私は、看護師向いてない」

 

って、なっちゃいますよね。

 

私は、毎日思ってました。特に仕事でインシデントレベルのミスしたときは、

 

「私は、何でできないんだろう」

「消えてなくなりたい

 

と、泣きながら親に電話したり、同期に話を聞いてもらってました。

その時のことは、こちらに書いてます。

看護師の新人はつらいよ(note)

 

点滴の更新でのインシデントだったんですが、一瞬人殺しになったと思いました。

今でもトラウマです。

昇圧剤・降圧剤など患者さんの体にダイレクトに影響する薬の更新の時は、

見過ぎだよってくらい、何度も確認してますね。

でも、怖い思いをしたからこそ、本気で気を付けようってなったし、

患者さんには迷惑をかけてしまったけれど、勉強のためにはよかったのかなとも思います。

 

失敗は誰にでもあることです。

先輩看護師で

 

「何でこんなことしたの」

 

と、理由をしつこく問い詰めてくる人がいます。

でも、その時の新人さんは過緊張で、思考が上手く回っていない状態。

そんな時に、理由を言え!って言われても自分でも訳が分かってないので、言えません。

 

怖い顔で1年目さんを問い詰めないで、

 

「ホントはこうすればよかったね。次からは気をつけよう」

 

って、一緒に振り返ってくれるほうが、1年目さんも

 

「ちゃんと勉強して、次は絶対ミスしないようにしよう」

 

って、前向きに考えられると思います。

さっちゃん
さっちゃん
新人の私は、そうしてほしかったなぁ。

②陰口を言われた(人間関係)

病院は閉鎖的な空間です。

しかも、女社会。看護師はまだまだ女性の方が圧倒的に多い。

なので、そこで働いてる男性も一部性格が女性化してる気がします。

女子は、人の悪口言うのが大好きな生き物。

新人さんは、悪口言うのにちょうどいいんですね。

ちょっともたついたり、できなかったりするとすぐに、先輩看護師は

 

「アイツは使えない」

「仕事ができない」

 

と、新人さんにちょっと聞こえるようにひそひそ話。

 

特に、大きい病院の急性期病棟で、独身の若い人が多いところは、みんな尖ってるし、

雰囲気がピリピリしてるので、よく悪口を言ってるイメージがあります。

 

先輩看護師の尖ってる事例はこちら。

新人はつらいよー朝のあいさつ編ー(note)

 

今は、民間の二次病院で、子育て中のママさんが多い部署になりました。

みんな、経験年数とか10年とかベテランで、尖っている時期を過ぎて、

穏やかになってる人が多いです。

たまに、この人ホントは怖いんだろうな・・・って、思う瞬間はありますが(-_-;)

あと、家庭もあるので人のことにかまってる暇がないので、あんまり悪口は聞きません。

職場の雰囲気でいうなら、今の方が100倍働きやすいです!

 

もし、職場の人間関係や陰口に悩んでいたら、

我慢して、そこで働き続けることはありません。

看護師として働ける職場はたくさんあります。

我慢すると、自分が病気になってしまいますよ。

思い切って、異動や転職など環境を変えることも考えてみてはどうでしょうか。

さっちゃん
さっちゃん
悪口言う人は、簡単に変わりません。思い切って、環境を変えてみると、気持ちが楽になるかも♪

③患者にクレームを言われた

患者さんのクレーム、きついですよね。

自分のミスなら、クレーム言われても仕方ないかなってこともあります。

患者さんの言葉をしっかり受け止めて、

同じミスを次からしないように気を付けたらいいんです。

 

でも、理不尽にただ怒鳴り散らされたら、看護師だってしんどくなりますよ。

患者さんの話聞いてる間に、やることどんどん溜まっていって、

残業時間がどんどん伸びていくから。

 

特に、新人さんは患者さんも言いやすいのか、強気に言ってくることが多いきがします。

感情的になって、クレーム言ってくる患者さんの話は、全部受け止めると

自分がホントにしんどくて、看護師をやりたくなくなります。

ちょっと話を聞いたら、リーダーか、師長さんにすぐさま報告して、

対応を変わってもらうべきです。

病院には、クレーム対応専門の人も事務職でいる場合があるので、

クレームのプロにお任せしましょう。

 

私も、外来で待ち時間が長くてイライラした患者さんが、怒鳴りだしたことがありました。

少し話を聞いて、

 

「お待たせして申し訳ございませんでした。上の者を呼んできます」

 

って、師長を呼んであとはお任せしちゃいました。

 

患者さんは、1時間くらいずっと待合で怒鳴り散らしてました。

そうこうしてたら、自分の受診の番になって医者と対面したら、

さんざん文句を言ってすっきりしたのか、

 

笑顔で「先生、お願いします」

 

って、良い患者さんになってましたよ。

さっちゃん
さっちゃん
先生にはあんまりクレーム言わないんですよね

④看護の責任が重たい

看護師してて、何が怖いって先輩看護師もだけど、医療事故はホントに怖いですよね。

人の命を預かっているって、本当に責任重大です。胃が痛くなるのは、当然!

看護師だって人間だし、ミスすることだってあります。

だから緊張感が半端ないし、気が重くなります。

私は、救命救急センターという部署にいて、

命にすぐに関わるような緊急度の高い人もたくさんいました。

 

特に、私が怖いと感じていたことは点滴の更新。

手術直後の患者さんも多く、扱う薬は昇圧剤・降圧剤・鎮静剤・医療麻薬などなど。

薬がちょっと多くても少なくても、患者さんは簡単に血圧上がったり下がったりするし、

意識もなくなったりします。

 

「自分のすることで、患者さんを命の危険にさらしてしまうことも簡単にできる」

 

って、ことを痛感しました。

何度もルートと刺入部、点滴の流量・点滴の名前を確認するけど、自分が信じられなくて、仕事してる時は、生きた心地がしませんでした。

 

コードブルーみたいな、緊張感が好きな人もいるのかもしれないけど、

看護師だからみんな好きってこともないと思います。

患者さんとじっくり向き合いたい人だっているし、そういう看護師だって必要。

向いてないと思ったら、我慢している必要はないです。

 

責任の重たさに押しつぶされる前に、自分に合った環境を探すのがいいですよ。

⑤業務がしんどい

看護師って、本当に忙しです。

とにかく、いくらあっても時間も人手も足りない感じがいつもしてました。

 

「じゃあ、何してるの?」

って、言われると、

  • 申し送り
  • 環境整備
  • 受け持ち患者のバイタル測定
  • 指示確認
  • 点滴更新
  • 食事介助
  • 清拭・入浴介助
  • 検査・手術の送り迎え
  • 入院とる
  • 記録

みたいな感じですかね。

 

その間に、患者さんの話を聞いたり、トイレ介助したり、食事のお膳の上げ下げとか、

なんかちょこちょこ、業務の間にすることが増えていきます。

日勤で、4時くらいに記録が真っ白で、夜勤に申し送ることもまとめてない、

患者さんのベッドがぐちゃぐちゃだけど、今からOP迎え。

完全にお手上げ。

でも、そんな悲惨な状況でも先輩看護師は容赦ありません。

 

「何で、時間通りに回せないの」

「ベッド汚い。早く片づけて」

 

こんな冷たい言葉聞きたくないですよね。

そうじゃなくて、ちょっとくらい労ってほしいですよ。

 

「忙しかったんだね。あとやっとくから、記録書いて早く帰り」

 

みたいにね。自分だって、同じ経験してるんだから。

どんなに効率よくやって、時間内に終わらせようと努力しても、限界はあります。

限界を超えてしまうようなところは、見切りをつけて辞めるのも一つですね。

さっちゃん
さっちゃん
自分がヘロヘロだったら、良い看護はできませんから!
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まとめ

新人看護師が、半年で仕事を辞めたくなる理由を5つをみてきました。

最初はできないし分からないのは、当然。

だから、先輩看護師に教えてもらうし、自分でも勉強するのです。

半年経って、先輩のフォローが外れたからって、すぐにはできません。

 

辛いこと、しんどいことはたくさんありますが、自分で工夫して上手くことは、

あなたの自信となり、看護をする上で大きな武器になります。

 

工夫しても上手くいかなければ、あなただけが悪いのではありません。

その職場環境があなたに合っていないことも考えられます。

自分のペースで頑張れる職場があるはず!

 

新人看護師さんが自分を責めないで、気持ちが少しでも楽になることを願っています。

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